演奏家名 モスリンの由来

よく質問いただくモスリンと言う名前の由来を書かせていただきたいと思います。

20年ほど前、今のインターネットの全盛時代が来る前の時代、 通信の世界にはパソコン通信と言うものがありました。
まだ、パソコンが一般の人に普及し始めたころの話です。

他の方々とのやり取りは文字が中心でしたが、 今のインターネット利用のSNSとほぼ同様の機能があり、
当時の私は写真・キャンプ・ホームページ作成・美味しい店紹介・ 初心者サポートなどで活動していました。
(画像はライブラリーにアップ可能でした)

当時のホームページ作成法のムック本などには僕のwebページが 素材サイトとして記載されてるもの結構多いです。
写真と山岳CGのサイトとして紹介されています。
今でも”モスリン フォトギャラリー”で検索すると 上から2番目くらいに出てきます。
http://www.asahi-net.or.jp/~tp6n-mr/

最初はネットでの愛称(いわゆるハンドル)はmoriを使っていました。
ところがmoriさんは日本中にたくさんいるため、”どこのmoriだ〜”って、 書き込みが頻発し、
これは人とダブらないハンドルを考えなくちゃ いけないな〜と考えたわけです。
その時、思いついたのがモスリンです。moriの”も”と”り”も 入っているし、検索したところでは他に使っている人もいませんでした。
僕が子供のころ釣りをして遊んでいた近所の池の名前が”モスリン池”。 この池の名前をもらったものです。

ところで皆さん、モスリンって何だか知ってますか? 僕より年齢の上の女性の方は大体知っているのですが、 どてらなんかに使うような安手の毛織物です。
この、モスリンを作っていた工場が僕の子供のころ過ごしていた 千葉県市川市本八幡にありました。
今、ニッケコルトンプラザという商業施設があるところです。
ニッケとは日本毛織の略です。この地は元毛糸工場だったわけです。 この工場の隣にあったのがモスリン池です。

このハンドルを使うようになってから、現在までほとんど人とダブルことは なくなりました。

音楽家としての活動を開始の際に名前どうしようかなって考えたのですが、
各SNS等でたくさんの知り合いがいることもあり、この”モスリン”と言う名前を 鼻笛演奏家としての活動名にしていこうと決めました。
これが、モスリンと言う名前の由来です。